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【川崎市のワクチン接種計画について】
2021-03-30

 ワクチン接種計画は水曜日の31日の会議で正式決定しますが、概ね固まり本日、議会や報道に説明しましたので、とても長いですがお伝えしたいと思います。川崎市のサイトからYouTubeでも配信しますので、こちらもご覧ください。

https://youtu.be/_lHJ-uJUHL4

 ワクチンの市民接種に必要なワクチンは4月5日の週から入ってきます。但し、4月中は3900人の2回接種分とごく限られた量になるために先行接種と位置付けて、重症化リスクの高い、特別養護老人ホームなどの施設入所をされているかたから順次、巡回接種という嘱託医が施設内でワクチンを打つやり方から始めます。その後、4月末からは比較的ワクチンの供給量が増えるとの見通しから、連休明けの5月10日過ぎから本格的に接種が始まる予定です。接種を受ける順番は重症化リスクなどに応じて国で定められていまして、以下の順番で接種していただきます。
①医療従事者
②高齢者
③高齢者以外で基礎疾患を持つ方(詳しくはHPで)・高齢者施設などの従事者
④それ以外の方

 接種を受けるには、まず接種券が必要になりますが、上記の接種順に郵送していきます。
まずは、
①75歳以上の方(約15万人)→ 4月20日から発送
②65歳から74歳までの方(約15万人) → 4月28日から発送
現時点での見通しでは、①の方の1回目は5月10日以降、2回目は6月初旬(1回目と2回目は3週間あけて)②の方の1回目接種の開始は5月後半、2回目は6月中旬ごろ。
また、60歳から64歳までの方は7月中旬を目処に1回目となる予定です。
③基礎疾患のある方は7月中旬ごろに1回目。川崎市では高齢者入所施設などの従事者は別途集団接種会場を設けて5月11日以降から順次接種していただく準備を進めています。
④上記以外の方はワクチンの供給量や今後の他のワクチンの承認状況などによって適宜スケジュールが変更になりますが、私たちとしても安全かつ確実に、可能な限り速やかに、この大事業を実行させてまいります。

 上記のようにワクチンの接種券は一度に一斉に郵送は致しません。ワクチンの供給量をしっかり見極めながら順次対象の方にお送りしてまいります。また、接種券が封筒で届きますが、その中には接種券の他、予診表や接種を予約する方法(電話番号や予約特設サイト)などを明記しているお知らせを同封することにしています。

接種方法は3種類になります。
①各区一ヶ所の集団接種会場で受けていただく「集団接種」。(川崎区は教育文化会館、その他の6区は各区市民館が会場になります)
②ご近所の診療所、クリニックなどで接種を受ける「個別接種」。(例年、インフルエンザワクチンの接種にご協力いただいている診療所が約640ヶ所ありますので、600ヶ所を目指して医師会の皆さんにご協力いただき調整中です。5月10日に一気に揃うのではなく、準備が整ったところから開始して頂きます。)
③「巡回接種」は前出の通りです。4月12日から随時行っていきます。

以上です。