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2021年2月
ワクチン接種に向けて
2021-02-16

 川崎市のワクチン接種体制について発表しました。市では集団接種、個別接種(地域の診療所で接種)、巡回接種(高齢者施設などを巡回して接種)の3つの方法で行っていきます。

 集団接種について、まずは各区の7箇所の市民館を使用します。土日のいずれかと、平日を含めた5日間(1日8時間開設)、個別接種は市内の診療所にご理解を頂いて600箇所以上の接種会場を目指すこと。施設への巡回接種は嘱託医やかかりつけ医などにご協力いただいて体制を整備していくことなどを発表しました。

 16歳以上の接種対象者は本市で132万人となることからあらゆる資源を最大限に上手く結びつけなれければ決して成功しないと考えます。

 今日の会見では、川崎市内の医療関係5団体(医師会、病院協会、歯科医師会、薬剤師会、看護協会)の会長に定例会見に同席いただき、ワクチン接種に向けてそれぞれの役割と互いの連携について発言をして頂きました。

 まだまだワクチンについては不明確なことがありますが、日頃からの連携の強みを活かしていきます。

 

【羽田空港と川崎をつなぐ橋の名称募集に4000件超え!ぜひご応募を】
2021-02-07

 令和3年度内の一日も早い開通を目指して工事を進めています「(仮称)羽田連絡道路」の工事ですが、多摩川を渡る部分の橋桁が去る2月3日、ついに繋がりました。
 何年も使い続けた「羽田連絡道路」という仮称もそろそろご勇退いただき、皆さんに良い名前を付けてもらおうと橋の正式名称を募集しています。
 市民の皆さんのみならず全国から(なんと海外からも!)応募が寄せられその数既に4000件を超えています。2月15日までが期限になりますので、歴史的な事業になりますのでぜひ下記からご応募下さい。
https://www.city.kawasaki.jp/530/page/0000123268
 私もこの橋は特に思い入れがあります。市長に就任した翌日に挨拶に伺ったのは横浜市や神奈川県ではなく大田区長でした。
 当時は大田区や国も様々な歴史的経緯や課題があって実現には高いハードルがありました。行政の境を越えて空港周辺、エリア全体の発展に資する橋の意義についてアツイ職員と一丸となって働きかけてきました。
 そして当時官房長官であった菅総理が視察されてから国のリーダーシップで大きくこのプロジェクトが動き始めたのです。台風被害などで工事は遅れましたが、本当に多くの皆さんのご協力でここまで来ました。
 橋の出入り口となる川崎区殿町地区は世界最先端のライフサイエンスの研究エリアとして当時は1つしかなかった研究機関も今や約60機関の立地が進みコロナ関連のプロジェクトも複数進んでいます。キングスカイフロントのこれからにもご注目下さい。

 

 

緊急事態宣言の延長に際して
2021-02-02

緊急事態宣言が延長になりました。皆さまのご協力のお蔭で市内の新規の陽性者数については減少してきています。

市内の受け入れ病床についても医療機関のご理解とご協力で目標であった180床を越え先月末までに196床を確保できました。
しかし、病床の利用率は依然高水準ですので、命を守るためにしっかりと抑え込んでいかなければなりません。

毎日午後4時ごろに新規陽性者数の連絡を受けて最近減ってきたことを実感するのですが、過去3ヶ月分を横目に見ると自分の感覚が麻痺していることに気づきます。先週の数字は12月中旬の水準に戻ったに過ぎないという事実に引き戻されます。

政府の1ヶ月延長の判断が各種数値の総合的な見地からと理解しますが、どの数値がそれぞれどこまで達成すると宣言解除になるのか明確に示さないと集中的に頑張り続けられないのではないかと考えます。

one for all, all for one の精神で優しさに基づいた引き続きのご協力をお願い致します。