EVタンカーに続き、今度は水素ハイブリッド電車です!
川崎市が企業の皆さんと協働する水素8つのリーディングプロジェクトの一つで、JR東日本さんと取組んでいるものです。水素を燃料とする燃料電池と蓄電池を電源とするハイブリッドな試験車両、その名も「HYBARI(ひばり)」を中原区にある車両センターをJR東日本横浜支社長のご案内で視察しました。
水素の貯蔵は屋根の上に、燃料電池が床下にあるのですが、あとは運転席のつくりも乗客が乗る用のシートも通常の電車とほぼ一緒。技術の責任者の方曰く「実験用の車両にしたくなかった、既存の車両を今と変わらない形で運行していくため、現実に実装していくためのものを考えた」として2030年の導入を目指しているとのこと。未来がすぐ近くまで来ていることを実感しました。二両編成で南武線の川崎ー登戸間を試験走行していますが、混乱などを避けるため走行予定などは非公開です。川崎から脱炭素の実現を!