川崎市内から排出されるCo2の76%は産業系で全国平均の46%と比べると圧倒的に産業由来が多いのが川崎の特徴と言えます。川崎は製鉄、石油、化学産業などエネルギーや素材など“炭素の力”によって日本の産業を牽引してきました。これをカーボンニュートラルなものづくり都市に大転換していくには、かつて公害問題を企業・市民・行政が連携して克服し環境先進都市へと発展したように、脱炭素についても企業との強い連携が欠かせません。エリア全体をカーボンニュートラル化するため、国内で最大の官民共同の協議会を設立しました。カーボンニュートラル・コンビナート(CNK)協議会とカーボンニュートラル・ポート(CNP)協議会の合同会議体で私が会長を務めることになりました。現在57社が加盟し学識者や国の関係機関にも加わっていただき、単体の企業だけでなくお互いの強みを活かし連携て取り組んでいきます。
脱炭素社会の実現を川崎から!