先日、毎年恒例のJAセレサ川崎花卉部・馬絹支部の皆さんが銘産「馬絹の花桃」を市役所に届けて下さいました。
この日を境に私は春の訪れを感じています。宮前区の馬絹地区では江戸時代から江戸に最も近い生産地として花が栽培され、今もいけばなの花材として全国的に有名です。
特に「しおり」という、花を落とさずに桃や梅、桜などの枝を折らずに束ねる技術は馬絹地区で古くから続く伝統的な束ね方で全国にその名を轟かせています。
今年も品評会で農林水産大臣賞はじめ各賞に輝いています。馬絹の花桃や中原区のパンジーなど意外と思われるかも知れませんが川崎市では都市部にあっても素晴らしい花卉が栽培されているのです。
来年の市制100周年には、市内各地で馬絹の花桃で桃の節句をお祝いしたいですね。

