市内の廃棄物の焼却施設の一つである橘処理センターの改築が間もなく完了し、廃棄物を燃やして生み出される発電量がこれまでと比べて約5倍と大幅に増します。さらに、市内の他の処理センターを合わせてつくられる電力は家庭用電力の約2万世帯分にもなります。
今までは電力会社への売電によって市外に流出していましたが、これからは地域エネルギー会社を通じて再生可能エネルギーの地産地消を行なっていきます。まずは市内の公共施設から活用を始め、太陽光発電などの電源開発も行いながら再生可能エネルギーの普及拡大を進め、将来的に市民や市内企業へ提供することを目指します。脱炭素を進める川崎市の象徴的な取り組みの一つとなります。
川崎市の他、素晴らしいパートナーの出資によって「川崎未来エナジー株式会社」が誕生し、10月から業務を開始します。
(写真:代表者の皆さん、右から東急パワーサプライ、東急、NTTアノードエナジー、川崎市、川崎信用金庫、横浜銀行、きらぼし銀行、JAセレサ川崎)
