「2050年カーボンニュートラル」に向けて政府が2兆円を設定したGI基金(グリーンイノベーション基金)について大きな決定がありました。
最大の案件である液化水素サプライチェーンの商用化実証について、わが国初の大規模な液化水素の受入地に川崎臨海部が決定したことをNEDOと関係企業から発表されました。
川崎臨海部では今も大量の水素(家庭用電力に換算すると87万世帯分/時間)を産業利用しています。またこのエリアは首都圏1都7県の家庭用電力使用量に相当するエネルギーを発電している供給基地です。ここが化石燃料から水素等に転換すると臨海部はカーボンニュートラルなものづくりが出来るエリアになるばかりか、首都圏や我が国全体の脱炭素化に大いに貢献できると考えています。
この間、全国に先駆けて水素戦略を策定し、様々なリーディングプロジェクトを企業の皆さんと連携して取り組んできた大きな成果の一つです。
これからも日本のカーボンニュートラル化を川崎市から牽引していきます。
