中学校給食の実現に向けて色々と進めていますが、
その一環で食器についても調査しています。
他都市の事例なども調べながら、自分でも実際に見たり触ったりもしていますが、どういうものが本当に望ましいのだろうか?と考え始めるとなかなか悩ましかったりもします。
こうして見比べると、食器もとても重要な食育の要素だなと改めて思います。
中学校給食の実現に向けて色々と進めていますが、
その一環で食器についても調査しています。
他都市の事例なども調べながら、自分でも実際に見たり触ったりもしていますが、どういうものが本当に望ましいのだろうか?と考え始めるとなかなか悩ましかったりもします。
こうして見比べると、食器もとても重要な食育の要素だなと改めて思います。
川崎市では、極めて優れた技術・技能で産業の発展や市民生活の向上に尽力され、
後継者の指導にも熱心な現役の職人さんを「かわさきマイスター」として認定しています。
先日参加した「かわさきマイスター認定式」でお話を伺ったのですが、
一つの道で長年ずっとやってきた人たちからの言葉は、ズシッと重くて感動的でした。
ほんとに小さな規模の工場でコツコツと技術を磨き、長年に渡り経験を積んできた方々なので、自分の技に心から誇りを持って仕事をされている。
その技術に裏打ちされた誇り。もう何ともいえない格好良さがにじみ出ています。
そして何より嬉しかったのは、その磨きこまれた技術を次の世代へ伝承しようと言う気持ちが非常に強くいらっしゃること。
ただ行政が「ものづくり都市です!」と言っただけではものづくり都市にはならないけれど、こういう本物の匠の活躍があってこそ「ものづくり都市かわさき」と言える訳で、この人たちは名実共に「川崎の宝」なんだなと心から思いました。
このたび東芝様と川崎市が世界初のシステムの実証実験を行うことについて協定を締結しました。
太陽光発電を使って水を電気分解で水素をつくり、燃料電池に保存する世界初の仕組みを2020年の東京オリパラまで川崎で実証実験するのです。
既に水素社会に向けて一歩先を行く川崎がさらにもう一歩前に出ます。ちなみにこの装置は災害時に300名の避難者が一週間生活できる電気や温水が供給出来ます。
また装置をコンテナに入れられますので、他地域が被災した場合にはすぐにトラックに載せて運べるのです。
この素晴らしい取り組み、川崎市として誇らしいですね。
少し前のお話になっちゃいますが、川崎の二つのイベントのお話を。
最近川崎駅周辺では様々なイベントが行われていますが、「カワサキ ハロウィン2014」と「川崎市民まつりの市政90周年歴史絵巻パレード」に参加した際の写真です。
ハロウィンイベントのほうは同じ日に六本木でもパレードがあったそうですけれど、報道陣も段違いに川崎のほうが多かったそうです。参加者のコスプレの完成度も川崎が日本一高いと言われていて、私もこんな程度で舞台に上がってしまってごめんなさいと挨拶したほどです。来年はもっと頑張ります(苦笑)歴史パレードのほうは、歴史上の人物のコスプレが多かった様ですが、私は架空の川崎城主ということでの参加です(笑)
古民家には訪れる人々を包み込むような温かさがあります。川崎市立日本民家園は、向ヶ丘遊園から徒歩でも行ける生田緑地に静かなたたずまいを見せています。春夏秋冬どの季節に訪れてもいいと思いますが、やはり秋から冬は古民家で炊かれる囲炉裏の炎が合うでしょう。
民家園には25棟の建物があり、そのうち7件が国指定重要文化財であるほかすべての建物が文化財指定を受けています。この民家園の誕生にはドラマがあったと聞きました。この園の開設は昭和42年(1967年)ですが、誕生のきっかけとなったのは、当時川崎市麻生区金程にあった「伊藤家住宅」の保存問題であったといいます。横浜の三渓園に移築が決まっていたこの伊藤家を何とか市内に残そうという運動からこの民家園が生まれたのです。愛知県の「明治村」などと並んで、日本有数の野外博物館のさきがけです。
こうした民家園にはもうひとつ素敵な物語があります。それは、園内の建物で古民家を守っているボランティアグループ「炉端の会」の活動です。毎日、3、4棟ずつ囲炉裏に火をたいて、煙や煤で家を乾燥させ建物を守ってくれているのです。会の皆さんは園内のガイドなどの活動も続け、今年で20年を迎え、私も祝賀会にも参加させていただきました。こうした功績に対して、川崎市文化賞をお贈りすることといたしました。また、民家園には、「民具製作技術保存会」も活動されていて、機織りや竹細工などを見せてくれたり、市民向けの講座を開催しています。
皆さんの活動を拝見して、ハードな文化財である建造物が、人が入って手をかけることによって、初めて豊かな「民家」として生きるのだと納得しました。市民・国民の文化財を、市民の手によって守り生かしていくという「グッド・サイクル」が回っているのです。しかもシニア世代の皆さんが、キラキラ瞳を輝かせ、とても素敵な表情をなさっているのです。ボランティアの皆さんが草で作った「草バッタ」も子どもたちにプレゼントする姿に触れて、「グッド・サイクル」が世代を越えてつながっていくのだと実感しました。
「炉端の会」の皆さんと、囲炉裏を囲んでいたとき、メンバーの方が、「囲炉裏があるから何時間でもいられるんですよ。」と笑顔で言われました。私は、こうした人たちの営みがあるからこそ、この古民家に温もりが生まれ、私たちが温かに癒させるのだと感じました。
11月後半の週末にはライトアップも行われます。おしゃれな大人のデートにも、古民家の温かみはぴったりだと思いますよ。
参考文献:東建月報2010年11月号掲載「野外博物館の魅力・第4回川崎市立日本民家園―東日本最大規模の民家博物館」高橋 英久(江戸東京たてもの園・学芸員)
先日報道もされた川崎市と横浜市の「待機児童問題の協定」ですが、
実は私のすぐ近所の人が待機児童の問題で、仕方なく横浜市へ引越しをしてしまったことがきっかけの一つでした。本当にショックでした。
そこに生活している人にとってみれば、市の境目なんてあまり関係ないんです。
この問題に取り組んでいる市の職員にとっても、本当はそんなもの関係なく対応したかったはずです。
子供たちのために良かれと思って仕事をしているはずの行政側が、むしろ足を引っ張ってしまっている現実をどうしても打破したい。見えない壁を取り払いたかったのです。
この協定をきっかけにして「子育てしやすい街よこはま・かわさき」を少しでも早く実現できるように頑張ります!