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2020年3月
【川崎市内の感染状況と対応について】
2020-03-29

 長引く新型コロナ対策の中、ご苦労をおかけしております。また、不要不急の外出自粛にご協力をいただき誠にありがとうございます。
 昨日夜までに川崎市内では19例の陽性例が発生し、報道発表や市HPを通じて公表しています。
 改めて整理をしますと、行動や接触者歴など詳細については現在も調査中のものもありますが、19名中、4名が海外帰国者(1名同居者含み)、10名が都内勤務(配偶者2名含み)、3名が市内企業勤務、1名が市外県内企業、1名が北海道の知人接触です。
 このように、市内での感染把握例は都内勤務型と海外型(欧米)に大きく二分されている現状があります。これは都内での勤務が危険であるという意味ではなく、当然勤務先地域で飲食等の機会が増えるということと、残念ながらその地域で感染経路が不明な感染数がかなり増加していることへのご配慮をお願いするものです。
 専門家は新型コロナウイルスは飛沫や接触により感染するとしており、特に「換気が悪く」、「人が密に集まって過ごすような空間」、「不特定 多数の人が接触するおそれが高い場所」が感染のリスクが高いと警告しております。
 都と隣接する本市の地理的、経済的なつながりから大変困難ではありますが、感染拡大を抑制していくには特に都内への不要不急な外出を避けていただくことが重要となります。
 小池都知事とも話して連携して対策を講じていくことを確認しています。厳しい時だからこそ、ひとり一人が意識を高めて、思いやりをもって困難を乗り越えて行きましょう!

【令和2年度予算成立】
2020-03-21

去る19日の市議会本会議にて令和2年度予算が可決成立しました。昨年の台風被害を受けて緊急的な対策を含んだ地域防災力の向上に資する関連事業も盛り込んでいます。

 週明け月曜日には断続的に行っている市の新型コロナウイルスの対策本部会議を開催して4月からの市の対策や今後の方針などを決めていく予定です。
 
 本市の健康安全研究所の岡部信彦所長が政府の専門家会議のメンバーをつとめているため、国の現在の考え方や感染症の専門家としての見解を私と3人の副市長などと共有しています。今後の医療提供体制などの準備に関係者とともに万全を期してまいります。

 

画像に含まれている可能性があるもの:4人、室内