4月25日(土)川崎市HPで
【かわさきコロナ情報】をアップしました。
↓からご覧ください。
4月25日(土)川崎市HPで
【かわさきコロナ情報】をアップしました。
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本日から川崎市の新型コロナ感染症に関する情報をよりタイムリーにお伝えしていく為、出来るだけ多く発信していくことにしました。
少しでも市民の皆さんに安心していただけるよう正確な情報を迅速に伝えてまいります。
川崎市健康安全研究所 岡部信彦所長(政府の専門家会議委員)、川崎市医師会 岡野敏明 会長、私の3人で市内の新型コロナの現状や市民生活に係る主な行政サービスについて動画で説明しています。
本日時点での市内感染者数は85名となり、1週間前の今日は39名だったことを鑑みますと大変厳しい状況にあります。3つの密を徹底的に避けていただき一層の感染防止へのご協力をお願いいたします。
さて、緊急事態宣言間における市の主な行政運営についてお知らせさせて頂きます。
なお、詳細につきましては随時、市のホームページに掲載していきます。
中止・閉鎖・延期の対応とするもの
(5月6日まで)
✖市立学校 ✖市民館 ✖図書館 ✖会議室やホールの提供 ✖本市主催のイベント
✖スポーツセンター ✖屋外スポーツ施設
✖美術館 ✖コンサートホール ✖こども文化センター ✖老人いこいの家
通常通りに行う業務例
〇市立病院 〇医療活動支援 〇虐待対策 〇みまもり支援 〇各種窓口業務 〇水道事業 〇ごみの収集 〇市バスの運行 〇子どもの居場所確保 〇生活保護
なお、一部縮小して行う業務として、保育園につきましては、感染予防に留意した上で、原則として開所しますが、この期にテレワークなどで在宅されている方には、可能な限り園児の登園を控えていただくようお願いいたします。
また、その場合は遡って昨日の8日から保育料の利用料金は日割りといたします。
わくわくプラザにつきましても、医療従事者をはじめ、社会機能を維持するために就業が必要な方やひとり親家庭などでお仕事を休むことが難しいお子様などに改めて限定したうえで引き続き運営をしてまります。
どうか皆さまのご理解とご協力をお願いいたします
昨日の緊急事態宣言を受けて、コメントを発出しましたので以下掲載致します。
尚、緊急事態宣言下における、新たに発生する行政サービス等への影響については、
明日、改めて発表させていただく予定です。
【緊急事態宣言を受けてのコメント】
本日、国から新型コロナウイルスに関して「緊急事態宣言」が発出され、神奈川県より特措法に基づく要請が示される予定ですので、私からも市民の皆様に改めてお伝えしたいと思います。
本市では、現時点(4月7日現在)で64名の方の陽性が確認されており、東京都や横浜市と隣接している割には少ない数で推移している状況です。しかしながら、通勤や通学など市民の皆様の動向からも、いつ同様な状態になるか危惧しており、そういった状況での「緊急事態宣言」である以上、首都圏全域として確固たる決意をもって取り組む必要があると考えています。
本市といたしましても、市民生活を守ることを優先するため、ごみの収集や市バスの運行、上下水道事業など万全を期して継続するよう取り組んでまいります。
また、ウイルス対策の根幹となる病院に関しては、重点化・集中化を図り、重症患者対応にシフトチェンジさせていただき、軽症・無症状の患者様には自宅や専用宿泊場所での経過観察を行っていく予定としており、医療の崩壊に繋がらないよう全力で取り組んでまいります。
医療の現場で働く意医師や看護師に対しては、市民全体で応援のエールをお願いしたいと思います。これらの医療従事者は皆様以上に不安やストレスを抱えながら、「命を救う」という崇高な信念のもと、最前線で踏ん張っており、まさしく「最後の砦」として様々な制約の中で取り組んでいただいています。そのような医療従事者が、謂れのない誹謗中傷を受けたり、偏見で見られたりすることは避けなければならないものと感じております。
最後になりますが、今後のウイルス対策がどのような形で変遷していくか予想はできませんが、市民の皆様ひとり一人が節度ある行動により、多くの命を救い、早期の終息にむけて一致団結して、共通行動に取り組んでいただくよう、お願い申し上げます。
川崎市長 福田紀彦
「医療崩壊」という言葉が報道などで散見されますが、本市もまさにその瀬戸際にあります。
市内唯一の感染症指定医療機関である市立川崎病院はじめ、民間の複数の病院でも感染した患者さんを受け入れて頂いています。
現時点での法令上、陽性者はすべて入院措置となり、重症・軽症の区別なく、さらに川崎病院の例で言えば退院まで2週間を超える患者さんもおられます。
当然、感染症に対応できるベッド数が限られている中、連日感染者は一定数出ていますので、もう限界というのが現実です。
川崎病院の現状把握と医師・看護師・スタッフを激励に行きましたが、現場は本当に鬼気迫るものがあります。クルーズ船の患者受け入れ以来ずっと緊張状態が続いていて、私からの拙い激励にも感極まる職員もいて、それだけ精神的にも肉体的にもギリギリの状況にあります。
従事者には妊娠や子育て、高齢の家族が同居など様々な事情がある中、「命を守らなければならない」という使命感だけで持ち堪えているはずです。これは川崎市立川崎病院だけではなく他の患者さんを受け入れていただいている医療機関でも同じかと思います。
しかしながら家族が病院勤務ということで、その子供たちや家族に対し感染リスクが高い人たちという偏見などが起こっているも残念ながら事実です。また最近院内感染の報道がなされる中で、新型コロナウイルス感染症患者治療を積極的に行っている病院へ受診することを不安に思われている患者さんがおられると聞いております。
しかしこの新たな感染症の治療ができるということは、その医療機関は高い医療機能や優れた感染症危機管理能力有しているということであり、むしろ市民の皆様が安心して優れた医療を受けていただける医療機関でもあります。どうか、市民の皆さまには最前線の医療現場で働いている全ての従事者とご家族へ温かいご理解と応援をお願いいたします。それはとりもなおさず、皆さま方の命を守ることなのです。
このような状況を一刻も早く解消するためには、重症、中等症、軽症・無症状の各段階による体制をしっかり整える必要があり、去る金曜日には緊急に市内の救急指定医療機関の院長方にお集まり頂き、市の計画への一層のご協力をお願いしました。
市内経済も飲食業、卸売業などサービス業を中心に影響が深刻になっており、市信用保証協会や金融機関などと直接情報共有して今後に備えています。
とにかく今は命を守る医療提供体制の一連の流れをつくることを最重点に取り組んでおり担当する職員は連日連夜、不休で頑張ってくれています。
なお、医療だけでなく、公民違わず高齢者や障がい者の福祉現場などでは平時とは比べ物にならないほどの緊張感の中で働いて頂いている皆さまにも心からの感謝を申し上げます。
今夕、首都圏の都県・政令市の首長で現下の状況とそれぞれの取り組みを共有し、一層連携して取り組んでいくことを確認しました。今年は川崎市が当番自治体になっているため呼びかけをさせていただきました。以下、共同メッセージを発出しました。皆さまのご理解、ご協力をお願いいたします。
【新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた九都県市首脳会議緊急メッセージ】
今、世界各地で猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症については、1都3県においても944名(3月31日時点)の感染症の患者が確認されており、大都市での感染拡大が顕著となっております。
一体的な圏域を構成し、人々が日々広域的に移動している九都県市では、これまで感染症対策に連携して取り組んできたところでありますが、今回の事態を早期に終息させるため、感染症の患者の発生状況や今後の医療体制など一層の情報共有を図るとともに、更なる連携強化に取り組んでまいります。
住民の皆様におかれましても、お一人おひとりがこの事態に危機意識を持っていただき、各都県市から要請されている次の点などについてご理解・ご協力賜りますようよろしくお願いいたします。
1 感染症の患者の爆発的な増加を防ぐため、各都県市の要請を踏まえ、お一人おひとりが適切な行動を取るようにしてください。
2 「換気の悪い密閉空間」「多くの人の密集」「近距離での会話」の場所を避けるよう行動してください。特に、感染リスクが高いと言われる3つの条件が重なる場所には十分に注意してください。
3 症状の出ない方や症状の軽い方が、無意識のうちにウイルスを拡散させることが懸念されています。重症化しにくいとされる若い世代の方を含め、他の世代の方に感染させないことに配慮し、人混みへの不要不急の外出を控えてください。また、中高年を含む全ての世代の方が、夜間の外出を控えてください。
4 体調が悪いときは、まず相談窓口やかかりつけ医に電話で相談するなど、適切な行動を取るようにしてください。
5 食品、日用品、医薬品などを過剰に購入される例が発生しているため、不確かな情報に惑わされず、政府や自治体からの情報に基づき、必要な量の購入にとどめるなど、冷静に対応してください。
6 医療を支えている医療従事者をはじめ、新型コロナウイルス対策に従事する全ての方々とそのご家族を全力で応援してください。
7 感染症の患者やそのご家族等に対して、人権や個人情報の保護について、ご理解とご配慮をお願いします。
令和二年四月一日
九都県市首脳会議
座 長 川崎市長 福田紀彦
埼玉県知事 大野元裕
千葉県知事 森田健作
東京都知事 小池百合子
神奈川県知事 黒岩祐治
横浜市長 林 文子
千葉市長 熊谷俊人
さいたま市長 清水勇人
相模原市長 本村賢太郎